ハネジネズミ(跳地鼠)は、脊椎動物門 哺乳綱の1グループ、ハネジネズミ科に属する動物の総称。長く伸びた鼻と大きな目、跳躍に適した長い後肢をもつ、ネズミに似た昆虫食の動物である。英語ではその長い鼻から Elephant-shrew (ゾウ-トガリネズミ)と呼ばれる。
南アフリカの幅広い地域に生息しており、ナミブ砂漠の巨石が地面にむき出しになっている地域から、南アフリカの森林地帯まで、どのような環境でも見ることができる。
体長は10cmから30cm、体重は50gから500gほどの小型の動物である。体長と比べて長い足をもち、いずれも四足歩行をする。鼻の長さは種によってさまざまで、食物を探すためにいろいろな方向に曲げることができる。通常は昆虫など小さな虫を食料としており、甲虫、クモ、ミミズ、アリ、シロアリなどを地面に落ちた葉の中から探して捕食する。木の果実や緑の木の葉を食料とすることもある。
大きさ:3.5×2.2×1.9cm
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