ホモ・ハイデルベルゲンシス(Homo heidelbergensis ハイデルベルクのヒト)は、ヒト属の一種。ハイデルベルク人をホモ・エレクトスとは別種とするときの名称。ホモ・エレクトスに比べ脳容量が大きく(1100cc 〜 1400cc)、より人間的な行動をとることができた。大人の男性では身長1.8メートル、体重100キロ。時期は60万年前から40万年前とされている。
ネアンデルタール人と比べても、眼窩上隆起が非常に大きく、前脳部は小さい。このことからネアンデルタール人よりは原始的な種と見なされる。
下顎骨は非常に大きく頑丈であるが、歯は小型で現生人類よりやや大きい程度で、同時代と思われる北京原人より小さい。
サイズ:22.9×15.2×14.6cm
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